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分子標的治療とはどのような治療法ですか?
がんの増殖を引き起こす細胞内の特定の分子を狙い撃ちする薬(分子標的薬)を使って、がんを抑える新しい治療です。
腎がんの分子標的薬には、「チロシンキナーゼ阻害剤」「エムトール阻害剤」の2つのタイプがあります。
それぞれ標的となる分子は異なりますが、いずれも下記のはたらきによって抗腫瘍効果を発揮します。

主なはたらき

血管新生阻害作用
がん細胞は、自身が増殖するため、栄養や酸素の補給路となる新たな血管を作っています(こうした現象を血管新生といいます)。

腎がんの分子標的薬は、血管新生をうながす指令をブロックすることで補給路を断ち、がん細胞を〝兵糧攻め〟にします。
増殖抑制作用
がん細胞は、自身の増殖を促す物質を産生することで増殖しています。
腎がんの分子標的薬は、このがん細胞の増殖に必要な指令の受け渡し(シグナル伝達)をブロックして、がん細胞の増殖を抑えます。
■ 投与法
経口(飲み薬)で治療します。
■ 主な副作用
高血圧、手足症候群、下痢、発疹、脱毛、疲労感・倦怠感、血球減少、出血傾向 など
■ 投与法
経口によるものと、点滴注射に よるものがあります。
■ 主な副作用
口内炎、発疹、高血糖、脂質異常、疲労感・倦怠感、下痢、間質性肺炎、感染症 など
ネクサバール錠は新しい薬剤のため、まだ知られていない予期せぬ副作用が現れる可能性があります。体の調子がおかしいと思ったら医師、薬剤師、看護師に連絡しましょう。
 
現在、我が国では、腎がんに対して6種類の分子標的薬が保険適用になっています(2015年4月現在)。