<手術>
腎細胞がんの治療は、手術が第一選択になります。がんの大きさや発生している部位、また、もう一方の腎臓の機能などを考慮して、腎部分切除術または根治的腎摘除術が行われます。
腎部分切除術 … |
腎がんの部分のみを摘出する。 (画像をクリックすると拡大します) |
根治的腎摘除術 … |
腎臓を周囲の脂肪組織ごと全部摘出する。 (画像をクリックすると拡大します) |
手術方法としては、開腹手術および腹腔鏡下手術があります。腹腔鏡下手術は、腹部に小さな穴をあけて、そこから内視鏡を挿入して手術を行います。傷が小さいため回復が早いなどのメリットがあります。腹腔鏡下手術による腎臓部分切除は技術的に難しいのが現状です。 <免疫療法>
すべての腫瘍を取り除くことができない場合や、転移している場合などは、体の免疫力を高め、がんの増殖を抑制する免疫療法が行われます。インターフェロンαやインターロイキン2が主に使用されています。
<その他の治療法>
高齢者や他の疾患などで手術のできない場合は、動脈塞栓術のほか、最近ではラジオ波焼灼療法などの、体に負担の少ない治療が行われています。また、脳や骨に転移した場合に、症状を緩和する目的で放射線療法による治療が行われます。
動脈塞栓術 … |
腎臓の腫瘍血管をふさいで酸素やがんの成長に必要な他の物質が、がん細胞へ供給されることを防ぐ。 |
ラジオ波焼灼療法 … |
腫瘍の中に細い針を挿入し、その針にラジオ波(450kHz)を流すと、針の間の組織が熱を生じ100℃前後となり、正常細胞より熱に弱いがん細胞が死滅します。
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<新しい治療法~分子標的治療薬~>
ネクサバール錠での治療
ネクサバール錠は従来の抗がん剤とは異なる機序をもった分子標的治療薬という経口のお薬です。 |